令和5年度からの入試制度の変更点については後述しますが、志望校によっては、従来より入試当日の学力検査に比重を置いた指導も必要となります。また、制度変更初年度となるため、入試問題の傾向も不明なまま入試を迎える事となり、従来の「傾向と対策」による入試対策が、実質できない事になります。
山本塾では、当塾にて「理解して定着するまで」をテーマに、どのような入試問題でも対応できるよう、以下の通り、指導スケジュールを変更いたします。なお、中学生への指導については、下記の変更に伴い、定期テスト対策時以外の土曜日が休みに変更となります。ただし、塾での指導時間は、週あたり90分(中1・中2)または60分(中3)増加します。
【変更点①】新学年の指導を1か月繰り上げ
公立高校の一般選抜の入試日程(学力検査)が3月実施から2月実施に早まりました。伴って、山本塾の新学年の指導も、4月開始から3月開始に繰り上げます。山本塾では、従来より数学・英語を中心に、学校の授業より先行して指導し、国語・理科・社会は学校授業の復習をするスタイルを取ってきました。しかし、1か月の繰り上げ指導の開始に伴って、先行指導する対象を5教科に拡大します。塾で指導する全ての教科について、塾での指導→学校の授業→定期テスト対策と、少し間隔を開けながら繰り返し習い、演習することで、5教科全てについて長期的な記憶の定着を図ります。また、新学年のスタート時には、新しい概念を先行して理解することで、文字通り「スタートダッシュ」することになります。
【変更点②】毎日の授業時間を30分追加して拡大
中1・中2は60分×週6回(月〜土曜日)だった授業時間帯を90分×週5回(月〜金曜日)に変更します。中3は90分×週6回(月〜土曜日)だった授業時間帯を120分×週5回(月〜金曜日)に変更します。塾での指導時間は、週あたり90分(中1・中2)または60分(中3)増加します。定期テスト対策期間は、従来通り土・日曜日も指導するため、より重厚な指導を実施できます。
【変更点③】小学部の英語指導を拡大
小学校で習う英語の学習定着はもちろん、中学生での英語指導を想定し、小5から英語指導を拡大実施します。先の変更点①にある「科目の中の新しい概念」ではありませんが、中学校で習い始める本格的な英文法などの学習について、できるだけスムーズに知識を導入できるようにする狙いです。
【継続される点】従来の指導方式は変更しません
なお、山本塾の従来の指導内容を変更するものではありません。従来から実施している以下の指導に変更はありません。
— 従来の指導の一例 —
- 部活・習い事での欠席・遅刻には個別指導で対応
- 塾の開校日は自習室を利用可能(いつでも質問できます)
- オンライン授業にも対応(Zoom使用)
- 集団授業後、毎日、確認テストを実施(合格者から帰宅)
- 弱点克服指導(集団授業後の個別指導)の実施
- 中学校の定期試験対策期間(定期試験の1〜2週間前)は土日も開校
- 定期試験対策は目標に合わせた「セミオーダー式」
- 定期試験対策テストは合格するまで何度も受験
- 「定期試験後のふりかえり(反省&改善)」の実施
- 高校入試後の3月は「高校の予習授業(英語・数学)」
公立高校の入試制度の変更点
令和5年度からの愛知県の公立高校の入試制度の変更点の概要は以下の通りです。愛知県ホームページに愛知県教育委員会が掲載している、入試制度の変更点のパンフレットと、入学者選抜制度のページのリンクも、参考までに以下に記載いたします。
— 入試制度の変更点の概要 —
- 推薦選抜および一般選抜の入試日が「3月→2月」になります。
(私立高校の入試も約2週間早く行われるようになります。) - 一般選抜の学力検査が「2回→1回」になります。
(出願は2校できます。) - 学力検査の解答用紙が「マークシート」になります。
- 一部の学科において「特色選抜(特別な推薦選抜)」が導入されます。
(私立高校入試では本年度より導入されています。) - 一般選抜における合否判定に「内申超重視型(内申点が2倍)」と「実力超重視型(当日点が2倍)」が加えられます。
- 一部の高校において、「面接が廃止」されます。
— 愛知県公立高校入試制度の変更に関するリンク —